沖縄県産かぼちゃの出荷が始まりました
かぼちゃは夏ごろ収穫し、冬まで寝かせてから店頭に並ぶため1~5月の収穫はほとんどありません。
この時期に栽培できるかぼちゃは希少価値が高く、味にばらつきがあるかぼちゃも多い中、食味、品質にこだわったこだわりのかぼちゃをご紹介します。
この時期珍しい国産かぼちゃ
弊社では沖縄で栽培されたかぼちゃを取り扱っています。
粘質系の外国産が出回るこの時期、沖縄の温暖な気候で栽培された粉質系の沖縄栗かぼちゃはとても貴重です。
栽培のこだわり
栽培技術に優れた契約農家によって品質重視でのかぼちゃ作りを追求しています。1株に1つのかぼちゃだけを実らせることで栄養価や美味しさを集中させ、傷がつかないよう茎の部分に土をかけるなど手間を惜しまず様々な工夫がされています。
完熟栽培にこだわり品質が安定しているのも特徴です。
伊良部島では、横風が強く蔓が倒れてしまいかぼちゃがむき出しになってしまいます。日や潮風で傷まないように、畝の間に草を伸ばすように手を入れ現在の形になったそうです。
追熟
収穫されたかぼちゃは、産地でまず「風乾(風にあてて乾かすこと)」をします。その後弊社センターで温度、湿度を管理しながら「追熟」させます。
追熟することによって、かぼちゃのでんぷんが分解されて糖分に変わり、ホクホクとした食感と甘味を引き出します。
収穫したばかりのかぼちゃはでんぷんを蓄えたままであまり甘くはありません。追熟しすぎるとホクホク感も出ずらく、そのバランスがとても重要です。弊社ではお召し上がりの頃に最高のバランスになるよう調整して出荷しています。
食味チェック
今期の沖縄県産かぼちゃの食味を確認。甘さとホクホク加減のバランスを確認しています。
まるごと食べたいかぼちゃ
かぼちゃの皮や種、ワタにも栄養がたっぷり。ぜひ丸ごと調理して召し上がってみてください。ワタはケーキなどに混ぜ込んだり、ミキサーにかけたりすると食感も気になりません。種もおつまみにおすすめですよ。